製品情報products
破砕機・粉砕機
前川のロールブレーカーは、2つのロールで破砕するダブルロールクラッシャーですが、他社に無い優れた下記の特徴を持っており、業界では当社商品名"ロールブレーカー"としてその名が通っております。硬質原料等の二次~三次破砕に広く使用され、構造が簡単で能率が極めて良いことから、1,000台を超える国内随一の納入実績を誇っています。
用途のご提案
近年では、下記のような様々な用途にご使用いただいております。
- 多結晶シリコン、金属シリコン類 (ロール間隙0.2mmセットなど可能)
- ガラス、セラミックス、陶器類
- 各種合金鉄、レアメタル関係
- 瓦、レンガ類、研磨剤、焼成品など
- 高炉スラグ、焼却灰溶融スラグ
- 岩石、砂利、長石、陶石、鉱石など
- 石炭、コークス、石灰石など
特長
・ロールブレーカの特徴は、消耗部品費用が極めて少なく、従来の衝撃式クラシャーに比較すると約20%位の維持費の削減が可能です。
・ロール間隙を0.5mm等にセットすることで、1mm以下の粉体も低コストで生産可能です。
・破砕後の製品には、微粒分(粉)が少なく、狙った粒度に破砕することが可能です。
・生産コストの面で非常に有利で、能率、破砕製品の粒形、粒度分布共に他の追随を許さない画期的な破砕機です。
・ゴムタイヤ駆動方式により、広く正確な間隙調整(0.1mm単位)が可能で、騒音振動対策にも極めて有利です。
- 構造が簡単で取り扱いが容易です。
- 消耗部品の消耗が少なく機械の維持費が僅少ですみます。
- 据付高さが低く、前後の処理系統の連絡が便利です。
- 頑丈な構造により破砕時のショックを吸収し、円滑なオペレーションができます。
- 機械重量が軽く、運搬、据付が便利であり低廉な設備費ですみます。
- ゴムタイヤ駆動方式は振動、騒音が小さいので室内に据え付けても静粛に運転することができます。
仕様表
機械型式(注1) | RBT-1610 | RBT-1716 | RBT-2410 | RBT-2416 | RBT-2424 |
ロールタイヤ径×幅(mm) | 400×250 | 430×410 | 610×250 | 610×410 | 610×610 |
最大供給塊 | 約1 ~ 70mm破砕比(粉砕時)10:1~(粗砕時)2:1(注2) | ||||
回転数 (min-1) | 100~120 | 100~120 | 110~130 | 110~130 | 110~130 |
電動機出力(kW) | 11 | 11 | 11~15 | 22~30 | 22~30 |
本体重量(注3) | 1.4t | 1.9t | 2.1t | 4.5t | 5.3t |
機械型式(注1) | RBT-3024 | RBT-3030 | RBT-3036 | RBT-3047 |
ロールタイヤ径×幅(mm) | 760×610 | 760×760 | 760×900 | 760×1200 |
最大供給塊 | 約1~70mm破砕比(破砕時)10:1~(粗砕時)2:1(注2) | |||
回転数 (min-1) | 90~120 | 90~120 | 90~120 | 90~120 |
電動機出力(kW) | 30~55 | 30~55 | 45~75 | 55~75 |
本体重量(注3) | 11t | 12t | 13t | 15t |
(注1)
上記以外の機種も実績がありますので、お問い合わせください。
(注2)
最大供給塊は、処理仕様によって異なりますので、お問い合わせください。
(注3)
仕様により記載重量と異なる場合があります。